社会不適合者ウーマンのひとり語り日記

生きづらさと社会性のなさでもがく成人女性のブログ。映画(洋画・邦画)/音楽/日々感じたこと/ゲーム/アニメなどを書いていきます。

精神障がい者手帳、どうやって貰った?申請のやり方を経験者が紹介

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おっすおっす。

misopotaです。

 

7月12日、ついに精神障がい者手帳を貰えました。

これでやっと前に進めます。

 

今回のブログのテーマは、精神障がい者手帳を貰いに行く方法。

 

これまで何度かブログで書いてきましたが、ほぼ日記風になっていて読みづらいかなと思い、再構成して書いていきます。

 

お住まいの地域によって、やり方は微妙に異なってきますが、用意するものとか条件は全国共通です。

 

あくまで私がどうやって手帳を貰ったのか、経験談に基づいてご紹介していきます。

 

ちょっとでも申請の流れのイメージを掴みたい、こんな方はぜひ参考にしていただければ幸いです。

 

 

精神障がい者手帳について

まずは、精神障がい者手帳についてざっくり解説していきます。

 

厚生労働省によると、「すべての精神疾患を持っていれば申請可能な手帳」とのこと。

 

3級から1級まで等級が分かれているのが特徴です。

1級 精神障害であって、日常生活の用を弁ずることを不能ならしめる程度のもの
2級 精神障害であって、日常生活が著しい制限を受けるか、又は日常生活に著しい制限を加えることを必要とする程度のもの
3級 精神障害であって、日常生活若しくは社会生活が制限を受けるか、又は日常生活若しくは社会生活に制限を加えることを必要とする程度のもの

引用元:精神障害者福祉手帳|治療や生活へのサポート|メンタルヘルス|厚生労働省

 

私の場合は、不安障害と診断されているため、一応当てはまっています。

 

手帳を貰えば、税金の控除や減免・事業所や障がい者雇用で働けるなどメリットが多いです。

 

条件は6か月以上通院していること

基本精神疾患であれば申請はできますが、条件があります。

それは、初診日から6か月以上通院していること。

 

この期間に通院していないと、貰えないというわけです。

(ちなみに診断書すら貰えません)

 

申請に必要なもの

手帳の申請にあたって必要なものは、次の通りです。

  • 縦4㎝×横3㎝の顔写真

  • 保険証

  • マイナンバーカード(もしくは通知カード)

  • 印鑑

  • 診断書

  • 手帳の申請書

 

顔写真はなくても一応OKですが、その分受けられるサービスも減ります。

手帳のサービスを全部受けたいと考えている場合は、顔写真を撮影しておくといいでしょう。

 

ちなみに、申請自体に費用はかかりません。

 

申請書は直接貰いに行くだけでなく、郵送で貰うことも可能です。

郵送に関しては、地域によってやっているかどうか異なってくるので、一度電話で聞いてみるといいでしょう。

 

自立支援医療制度もついでに申請しておくと楽

手帳を取得するなら、ついでに自立支援医療も申請しておきましょう。

自立支援医療とは、簡単に言えば病院の自己負担額が1割になる公的制度です。

 

病院代や薬代が、1割負担になるので、お金的に結構楽です。

医師から貰った診断書は、自立支援と手帳の申請で兼任して使えます。

 

医療費を少しでも安くしたいなら、同時に申し込んでおきましょう。

 

通知が来るまではだいたい1ヵ月~2か月程度

手帳を申請したら、結果が出次第、通知が自宅に郵送されてきます。

この時の審査期間は、だいたい1ヵ月~2か月程度となっています。

 

ただ、私の地域の場合、書類の審査にかなり手間取ったらしく、予定より2週間ほど遅れて通知が来ました。

 

なので、上記の期間はあくまで目安と捉えてください。

 

ちなみに、審査の結果が合格・不合格でも、自宅に通知は来ます。

 

※なお、自宅に届くのは結果通知のみです。

手帳そのものが送られてくるわけではないので、注意してください。

 

手帳の有効期限は2年

手帳の有効期限は、厚生労働省のホームページによると2年と記載されています。

更新の案内は来ないので、有効期限が近くになったら自分で更新に行かなければいけません。

 

更新自体は、有効期限の末日の3ヵ月前から可能です。

有効期限は手帳に記載されているので、更新が近くなったら余裕をもっていくことをおすすめします。

 

精神障がい者手帳を取得するまでの流れ

それでは、精神障がい者手帳の取得までの流れを簡単にご紹介していきます。

 

医師に診断書を書いてもらう

まずは、医師と相談して診断書を書いてもらいましょう。

基本は病院に置いてある診断書用のフォーマットがありますが、病院によってはないところも。

 

そういう場合は、市役所の福祉課あたりに電話すれば貰えます。

市役所で診断書用の紙を貰ったら、病院側に渡しておきましょう。

 

精神科の○○先生宛てにお願いします

 

窓口の人にこう言えば、先生宛に診断書の紙を持って行ってくれます。

 

私の場合は、次の通院日までに先生が診断書を書いてくれていました。

 

あとは、会計時に病院の窓口で診断書が貰えるので、それをもって市役所に行きましょう。

 

なお、診断書は診察代とは別途請求されます。

診断書代は病院によって異なりますので、気になる方はあらかじめ病院側に問い合わせておくといいでしょう。

 

手帳と自立支援医療の申請書・診断書を持って役所に行く

診断書が手に入ったら、手帳・自立支援医療の申請書2枚と、先ほどご紹介した持ち物をもって役所に行きましょう。

 

だいたい福祉課に行けば、手続きは行えます。

私の場合、申請書2枚を事前に書いておいたので、結構早めに済みました。

 

この時に、「受理申請書」と呼ばれるものが貰えるので、そちらに名前を記載し、職員さんからハンコを押してもらいましょう。

(この受理申請書は、あとで手帳を貰いに行くときに必要になってきます)

 

必要書類を提出したら、あとは結果を待つのみです。

 

通知が来たら手帳をもらいに行く

書類を提出して1ヵ月~2か月程度したら、自宅に結果通知が来ます。

 

手帳の申請が受理されたら、「○○役所に貰いに来てください」と書いてあるので、そちらに貰いに行きましょう。

 

この時、受理申請書と身分証明書を忘れずに持っていくようにしましょう。

受理申請書がない場合は、結果通知の紙に氏名と住所を書けば、代わりに持っていくことが可能です。

(あくまで私が住んでいる地域では)

 

この辺は地域によってたぶん違ってくるので、結果が来たらとりあえず案内に従って動いてください。

 

役所に行って、受理申請書と身分証明書を提示すれば、手帳が貰えます。

これで手続きは終わりです。

 

余談:筆者は2級でした

ちなみに、私の場合、精神障がい者手帳の等級は2級でした。

比較的自分でやれることが多かったので、「3級くらいかなー」と思っていたので、ちょっとびっくりです。

 

まあ、何はともあれやれることはやりました。

あとは、公的機関を頼りつつ、就労支援を受けて、障がい者雇用で働けるくらいまで頑張りたいと思います。

 

まとめ

今回は、精神障がい者手帳の貰い方についてご紹介していきました。

やり方はちょっと複雑ですが、大筋はこんな感じです。

 

結構乱雑に書きましたが、これから手帳を貰いに行きたいと考えている人に、少しでも役に立てればと思います。

 

では、また次のブログでお会いしましょう。