社会不適合者ウーマンのひとり語り日記

生きづらさと社会性のなさでもがく成人女性のブログ。映画(洋画・邦画)/音楽/日々感じたこと/ゲーム/アニメなどを書いていきます。

大人になっても保健室的な場所は必要だと感じた

今日は少し疲れているので短文で。

最近季節の変わり目や気温差で体調を崩すことが多くなりました。

10代の時と比べて、精神的にも肉体的にもどんどん衰えているというのがひしひしと伝わるのでマジで辛いです。

 

管理人は月に1回精神科に通院をしていますが、なんというか精神科に行くと少し落ち着くんですよね。学校の保健室みたいな、そんな安心感です。

(まあ学校と違って予約は必要で、普通にお金はかかりますが)

 

もちろん精神科の先生との相性が良かったり、病院がある場所がものすごい田舎なので自然の中でゆっくりできるというのもあるかもですが、何とも言えない安心感を得られると個人的に思います。

 

そこで考えたのが、大人になっても保健室的な場所は必要だなということ。

個人的に保健室の定義としてあげているのは何か困りごとがあったり、追い詰められた時の逃げ場所、心や体を休ませる場所であるかどうかという点です。

 

学生の頃はそのまま保健室に駆け込めば何とか踏ん切りはつきましたが、大人の場合は保健室なんてものはありません。

なので、自分で保健室的な場所を作る必要があるかなと思います。

 

保健室は人によって違うと思います。

管理人の場合は精神科、ネットカフェ、図書館、就労支援など…。

比較的低価格、もしくは無料で利用できる場所で居心地が良い・安心感があると感じた場所を保健室と自分の中で定義しています。

 

20歳を超えてからは自分の力でやらないといけないことも多々ありますが、たまには弱音ぐらい吐けて泣いても良い場所くらいあってもいいじゃないかなと思います。

 

まあ、今日はふと思いついたことをがーっと書き出したい気分だったので書きました。

結論、大人でも保健室みたいに休める場所って大事!

以上。おやすみなさーい。

VBAを勉強したら少しだけ仕事が楽になった話

おっすおっす。misopotaです。

2023年も残すところあと2週間ほど。残った仕事の処理やら、大掃除やら、資格勉強やらでてんやわんやしつつも何とか過ごしています。

 

さて、12月の中途半端なこの時期に何を書くかと言えば、VBA

今年の夏ごろにExcelVBAベーシックに合格し、ちょこちょこ仕事に応用しています。(ExcelVBAベーシック合格については過去記事をご覧ください)

 

stayhome10.hatenablog.jp

 

VBAさんはExcelだけでなく、WordやPowerPointなどのOfficeツールで活用できる割と便利な言語です。

 

管理人自身もExcelやWordで入力作業をする際に使用したところ、今までかかっていた業務時間を大幅に短縮できました。

具体例とは次のような感じです。

 

Excelのコピペ作業を自動化し、年間10時間の作業短縮

Excelを使用する作業で一番面倒なのが、何百行もあるセルにコピペや背景色を入れる作業です。

 

管理人はこれが面倒でマクロの記録やネットで調べた知識をもとにコードを書いて、「最後の行まで日付を値のみコピペする」「特定の文字列があるセルには背景色を入れる」などして自動化しました。

 

結果的にこの作業で1日1時間かかっていたところを、5秒で終わらせることができ、年間作業10時間の短縮ができました。

 

Wordのコメント挿入を自動化、年間10時間の作業短縮

WordVBAは取り扱っているサイトや本が少なく、コードを書くのに少々苦労しました。

Wordで特定の文字列だけコメントを挿入したい場合、いちいちコピペして選択範囲に挿入する必要がありました。この作業が死ぬほど面倒くさかったので、これも自動化しました。

 

これにより、特定の文字列がある限りループ処理がされてコメントが自動挿入できるので、作業時間も1日1時間~2時間から5秒~10秒に短縮可能でした。

年間で10時間ほどの作業短縮ができたというわけです。

 

VBAを調べたい時に便利なサイト

ここでは実際に業務中に参考にしたVBAのサイトをご紹介します。

 

Excel

excel-ubara.com

 

Word

tonari-it.com

 

その他、VBAで分からないことがあれば「Qiita」というサイトも活用してみるとよいでしょう。

qiita.com

 

 

個人的にはこの1年の中で得したなと思うのは、VBAを勉強して実践できたことですかね。実際それで仕事内容も少し楽になって余力ができましたし。

 

もう少し余裕ができたら次はExcelVBAスタンダードも取得したいなと思います。

それでは今回はこの辺で。また次のブログでお会いしましょう。

【感想:ネタバレ注意】公開初日にゴジラマイナスワンを見てきた話

おっすおっす。misopotaです。

前にブログを投稿してから1ヶ月弱経っていますね。仕事や里帰りやらで色々と忙しく、ブログを更新する時間がなかったので申し訳ないです。

 

さて今回のテーマはずばり、「ゴジラマイナスワン」!公開初日に映画館で見てきました。

実は管理人、ゴジラの設定についてはほとんど無知で作品も「シン・ゴジラ」や「ゴジラVSヘドラ」ぐらいしか知りません。しかし鑑賞後に思ったことは…もう面白い。

そう、管理人のようにほとんどゴジラについて知らない人でも鑑賞できる作品なのです。

 

今回はゴジラマイナスワンについて感想、およびネタバレを書いていくのでまだ見てない方はブラウザバック推奨です。

 

 

登場人物/演者

 
敷島浩一(演:神木隆之介
本作の主人公で帰還兵。元は特攻隊に所属していた。大戸島でゴジラの襲撃に巻き込まれて以降、悪夢にうなされるようになる。帰還後はなし崩し的に典子と彼女が連れていた「アキコ」という赤ん坊と一緒に共同生活を送るようになる。戦後は爆弾処理の特殊任務を請け負う船で働くことに。
 
大石典子(演:浜辺美波
本作のヒロイン枠。空襲で親を亡くす。空襲中に見ず知らずの女からアキコを託される。戦後に敷島と出会い、なし崩し的に彼と暮らすようになる。戦後は銀座で事務員として働くことに。
 
水島四郎(演:山田裕貴
敷島の同僚で「新生丸」の船員。通称「小僧」。船員の中で唯一戦争に行った経験がない。
 
橘宗作(演:青木崇高
かつては整備部に所属していた。大戸島でゴジラの襲撃にあうが、敷島と共に生き残る。しかし仲間を失くしたことで心が荒み、帰還後は行方が分からなくなる。
 
野田健二(演:吉岡秀隆
敷島の同僚で「新生丸」の船員。通称「学者」。かつては海軍の兵器開発を行っていた。ゴジラ討伐のための作戦「海神(わだつみ)作戦」の立案者。
 
太田澄子(演:安藤サクラ
敷島の隣に住む女性。空襲で子供3人を失くし、帰還した敷島を責め立てる。なし崩し的に住み着いた赤ん坊のアキコに対して重湯用の白米を渡したのをきっかけに、精神的に立ち直っていく。
 
秋津淸治(演:佐々木蔵之介
「新生丸」の艇長。本人の語りから戦争経験があることが分かる。船員を連れて危険な任務をこなしている最中にゴジラと遭遇し、その脅威を目の当たりにする。海神作戦にも参加する。
 

とにかくすごい!圧倒的恐怖の権化・ゴジラ

本作のゴジラはとにかく見た目が怖いです。PVを見れば分かりますが、凶悪さマシマシの見た目となっています。

 

背中には棘のように禍々しい背びれ(ちなみにこの背びれ、攻撃時に使用されます)、顔は鬼のように恐ろしい形相、体は全体的に焼けただれているように見えるのが特徴です。

 

しかも水陸ともに活動可能、駆逐艦の砲撃をくらってもすぐに再生するなど「これどうやって倒せばいいの…?」と絶望するレベルの強さとなっています。

 

人間に対しても容赦しません。攻撃を仕掛けてくるものがいれば頭を加えて海に放り投げる、踏みつぶす…人が多い東京であろうがお構いなしに建物を壊しまくり、電車を噛みちぎり、そして踏みつぶします。

 

これだけで何万人の人間が亡くなったのか…想像するだけでゾッとします。

本作のゴジラは、人間に対してほぼ無関心だったシン・ゴジラと比較して、「縄張り意識が強い」「人間に対して強い敵意を持っている」と凶悪生物としての側面が強い個体だなと感じました。

 

戦後×ゴジラ、続く絶望

また本作の舞台は戦後間もない時期です。戦争によってさまざまなものを失い、これから復興していこうというほんの少しの希望を抱いていた人類に襲い掛かる「ゴジラ」という存在。

 

人類が一生懸命に直した建物も、生活も、ゴジラという存在によって再び焦土と化します。まさに泣きっ面に蜂です。管理人がこの世界線の人間だったら、確実に精神が崩壊していたでしょう。

 

本作の見どころは、この続く絶望の中でどうやってゴジラを倒し、どうやって生きていくかという点でしょう。

 

死ぬのではなく、生きるための闘い

前の見出しでも少しだけ触れましたが、本作は「生きること」に焦点を当てています。

作中で登場する人物は空襲や戦争によって、親や子ども・仲間など様々なものを失くしました。

 

特に印象深いのが、典子(今作のヒロイン枠)・野田(今作の博士枠)のセリフです。

前者の典子は「親を空襲で失った。けれど親は火に焼かれていながら、私に生きろといった。だから私は生きなきゃならない。生き続けなければならない。」と。

 

後者の野田は元海軍の開発者ゆえに、多くの人の死を見続けてきました。

「思えばこの国は命を粗末にしすぎた。」と。(セリフはどちらもうろ覚えなので、細かい部分のミスについては見逃してください)

 

他にもゴジラ討伐作戦の指揮官的ポジションの人が「これは死ににいくのではなく、生きるための闘いだ」的なことを言っていたのが印象深いなと思いました。

 

命を粗末にしすぎた結果多大な犠牲を払った日本が、今度は生きて帰るために全力を尽くす…とても良いですね。

 

【ネタバレ注意】見どころポイント

ここからはネタバレ注意です。本作の見どころポイントについてがっつり語っていきたいと思います。

 

1.物資やIT技術、他国の支援がない時代でどうやってゴジラを倒すのか

本作は戦後間もない時期にゴジラが襲来するため、使える物資は限られています。IT技術なんてものはなく、戦争の影響で他国からの支援を受けられません。

 

割と詰みな状態でどうやってゴジラを倒すのかが、この映画の見どころです。

今回の場合は、自然の力を利用してゴジラを倒すことになります。

 

簡単に説明すると、

  • ガスボンベをつけたワイヤーをゴジラの周りに囲ませる
  • その後ガスボンベにフロンガスを入れて泡を出し、泡の威力で深海までゴジラを落とす
  • 万が一失敗した時の保険として、巨大な浮袋を深海で膨らませて一気に上昇させてゴジラに上昇負荷をかける

こんな感じです。

 

深海から来たゴジラでも、急激な水圧には耐えられません。

資源が限られた中で自然と科学の力で戦う…本作の見どころといってよいでしょう。

 

2.その技ずるくない?ゴジラによる銀座襲撃

次の見どころといえば、PVにもあったゴジラによる銀座襲撃です。

人口密度が多い場所で縦横無尽に暴れまわるゴジラですが、なんと街中で熱線を吐きます。しかもその熱線というのが核爆弾並みの威力を持ち、辺り一面を吹き飛ばすという凶悪仕様となっています。

(ちなみにとげとげのような背びれは、熱線のエネルギーチャージ用のものみたいです)

 

ただでさえ面倒くさい相手なのに、熱線を出してくるのはほんとにずるいなーと思いましたね。そしてその熱線によって銀座は焦土と化します。

 

まとめ:難解な用語はあまり登場せず、ゴジラを知らない人でも見やすい映画

長々と書きましたが、感想とネタバレは以上です。

シン・ゴジラと比較して難解な用語はあまり登場せず、人間ドラマやゴジラ襲撃シーンも良くできているのでゴジラをあまり知らない人でも見やすい映画かなと思いました。

 

ゴジラの迫力を十分に堪能できる、ゴジラマイナスワン。

絶賛上映中なので気になる方はぜひ映画館へ!

 

ではまた次のブログでお会いしましょう。

【絵馬に願ひを考察】月人はなぜ姫子と肉体関係を持ったのか

絵馬に願ひを!のダウンロード販売が決まりました。Blu-rayも持っていますが、外出中や調理中などBlu-rayが見れない時もあるので、ダウンロードマジ感謝です。

さて、そんな話題はさておき、私が今までずっと気になっていたこと…それは月人がなぜ佐久夜姫子と肉体関係をもったのかという点です。

 

サイコパスな言動や地平線飛び越えている説など、色々と考察要素のあるキャラクターですが、なぜ肉体関係をもったのかは確認した限り明かされていません。

なので、今回はその理由について考察していきたいと思います。当然のことながらネタバレ注意です。

月人については過去の記事でも紹介しているので、良ければご参考までに。

 

stayhome10.hatenablog.jp

 

月人が姫子と肉体関係をもった理由を自分なりに考察してみた

仮説1:亡き母の面影を無意識に感じ取ったから

まず一つ目に立てた仮説が、月人が姫子に対し、無意識に亡き実母の面影を感じ取っていたのではないかという説です。

月人は幼少時、父親から激しい暴行を受けていました。彼の母も同じく暴行を受けており、それが元で死亡していました。(生と死の遊戯盤、ある獣医の記憶)

 

月人の母がどのような人物だったのかは楽曲の中で明かされていないので分かりません。ただ楽曲「生まれちゃいけない命…」で姫子を「空っぽ」と評していたので、彼の母も同様に「空っぽ」な人間だったのかもしれません。

(この場合、夫からの暴力で抗う気力もなく精神的に消耗しているという意味なので姫子とはまた別ベクトルの話ですが)

 

そのため、亡き母の面影を姫子に感じ取り、無意識に「(暴力によって精神的に消耗しきっていた)母に愛されたい・抱きしめられたい」と思いながら姫子と行為に及び、妊娠に至ったのではないかと考えています。

 

仮説2:実験をしてみたかったから

二つ目に立てた仮説は、単純に実験をしてみたかったからというものです。「生きているのは僕だけなんだろう?」では、月人はさまざまな「実験」を行います。姫子との行為も、その実験の中の一つだったのではないかと考察しています。

 

例えば「心がない(と月人本人は思っている)人形みたいな姫子と性行為をしたらどうなるのか」「その姫子が妊娠したらどんな結果になるのか」とか?

 

色々考えましたが、我ながら嫌な考察をしてしまいました…。

ただ何かしらの目的をもって、彼女と性行為したのかなと思います。子どもの頃の実験癖を大人になってもやっていたら、かなりヤバいですね。

 

仮説3:姫子の母・鹿屋野に好意を抱いていたから

個人的に一番しっくりくるのが、姫子の母・鹿屋野に好意を抱いてから説。(ただし明確ではなく、無意識レベル)

というのも、鹿屋野は幼少期の月人を気にかけていました。彼女は月人が暴行したと思われる猫を次々と手当てしており、月人もその途中で鹿屋野について強く興味を持ったのではないかなと思います。

 

しかし鹿屋野は出産後死亡。偶然にも鹿屋野とよく似た面影を持つ姫子が小学校に入学した段階で、月人の執着がより強くなり、その対象が姫子にうつったのではないでしょうか。

 

仮説1と被りますが、「幼少期に恋した鹿屋野に抱きしめられたい・愛されたい」と思い、彼女の娘である姫子を抱いたのではないかなと個人的に思います。ただ姫子本人を見ているのかは若干怪しいです。あくまで鹿屋野の代替品として姫子を抱いたのではないかなと個人的に考察しています。

 

ただ、これまでの仮説は月人自身の「愛の実存性」の否定で簡単にひっくり返るレベルのものです。色々と矛盾点もあるかと思うのでご了承ください。

 

月人のその後

「生まれちゃいけない命など在りはしない!」が一応のトゥルーエンドみたいですが、月人自身がどうなったかは楽曲内で描写はありません。

ただ高校生の姫子に手を出し、あまつさえ妊娠をさせたので社会的にかなり重い罰は受けたのではないかなと勝手に考察しています。

以下、簡単に月人のその後を妄想してみました。

 

  • 姫子の父と祖母が警察に相談
  • 生徒と教師が肉体関係を持った場合、現実だと青少年保護条例に引っかかるのでそれにあやかれば普通に逮捕案件
  • そこで警察に詰め寄られ、余罪が発覚→「祝い酒に隠し味を足してあげる親切な?男」に繋がる
  • また学校からは当然懲戒免職を受ける
  • 現実世界で懲戒免職を受けた場合、教員免許は失効・失効した教員免許は3年後に再取得が可能だが、仮にまた試験を受けようと思ってもその頃は姫子がとっくに学校を卒業しているので多分やらなさそう

 

ただ、舞台の秋津皇国が大神の住む日本と同じように法整備が整っているかは断定できないので、あくまで推測の域にしかでないです。

どちらにせよ、月人はこの先明るい未来を歩んでいけるとは到底思えませんがね。

 

まとめ

というわけで、長々と考察にお付き合いいただきありがとうございました。

絵馬に願ひをは楽曲や語り、記憶も含めて整合性のとれる考察を作らなきゃいけないので結構苦労しました…。

なので人によっては、かなり読みにくいだったり、矛盾していると思われることもあるでしょう。ただあくまで一個人の解釈、考察として捉えていただければ幸いです。

また絵馬に願ひを関連で書きたいことがあったら、ここのブログに書き込みます。

ではでは、また次のブログでお会いしましょう。

VBAエキスパート_ExcelVBAベーシックに1ヶ月で合格する方法

おっすおっす。misopotaです。

Excelで作業するうえで最も重視したい…それは効率!

何時間もかかる作業を数秒で終わらせたい、そんな思いで今年7月に「VBAエキスパート ExcelVBAベーシック」を受験し、無事合格しました。

結論から言えば、VBAの知識が少しあって、テキストと動画学習・テキスト付属の問題集やサンプル問題、Web問題をひたすら解けば1ヵ月で合格できます。

 

今回は実際に合格までの道のり、管理人の体験談をご紹介します。

 

ExcelVBAベーシックの概要

  • オデッセイコミュニケーションズが主催するVBAに関する試験(ExcelAccess対応)
  • 基礎的な知識が問われる「ExcelVBAベーシック」と基礎+専門的な知識が問われる「ExcelVBAスタンダード」が存在する
  • 試験は全国で開催されている(会場検索はこちらから
  • 受験費用は13,200円(税込)
  • 基本的に公式テキストが必要
  • 合格基準は650点~800点以上(1000点満点、問題の難易度によって変動あり)
  • 勉強時間はだいたい15時間~20時間前後、管理人の場合は1ヵ月で資格取得

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試験日までにやったこと

  • 公式テキスト読みと動画学習
  • 公式テキストの問題集とサンプル問題、web問題をひたすら解く
  • 余った時間は実際にVBAを動かしてみる

 

だいたいこんな感じです。一つひとつ解説していきます。

 

公式テキスト読みと動画学習

公式テキストに関してはAmazon楽天などで販売されています。

テキスト内では模擬問題に必要なIDやパスワードが記載されているので、合格に向けて対策したい場合は公式テキストの購入がオススメです。

VBAエキスパート公式テキスト Excel VBAベーシック

VBAエキスパート公式テキスト Excel VBAベーシック

  • 作者:田中 亨
  • オデッセイコミュニケーションズ
Amazon

テキストだけではよく理解できない箇所は、YouTubeの動画解説を使用するのもありでしょう。

個人的に分かりやすい解説かつ見やすいチャンネルのリンクを貼っておきます。

 

テキストベースの解説にプラスして、実際にマクロを動かした場合どのようになるのかExcelを使用して解説をしてくれます。テキストで詰まった場合にご活用ください。

 

公式テキストの問題集とサンプル問題、web問題をひたすら解く

また模擬問題だけでは不安な場合、Webで公開されている問題集サイトやオデッセイの公式サンプル問題も併用するといいでしょう。

管理人の場合模擬問題だけでは物足りなかったので、次のサイトを使用して満点を取れるまで勉強しました。

 

vba-workbook.com

vbae.odyssey-com.co.jp

 

余った時間は実際にVBAを動かしてみる

模擬問題や問題集サイトの問題をほぼ満点でとれるようになったら、あとはアウトプットです。

 

実際にテキストや問題に出てきたマクロを、Excelで動かしてみましょう。

Excelで動かすことで、「このコードが動くのはそういう理由なのか」とイメージがしやすくなります。

あえて試験とは関係ない、おもしろそうなマクロを作って動かしてみるのもありでしょう。(多少の気分転換にはなるかも)

 

管理人の場合、この3ステップを試験直前まで繰り返して合格しました。

 

まとめ

というわけで今回はExcelVBAベーシックに1ヵ月で合格する方法について解説していきました。

基礎を学ぶ資格なので、マクロについて体系的に学習したい方やスキル証明のために必要な方はぜひ本記事を参考にしていただければなと思います。

ではまた次のブログでお会いしましょう。

【ネタバレ注意】絵馬に願ひを!Full Edition 個人的に好きな楽曲感想

おっすおっす。misopotaです。

大好きなアーティスト「Sound horizon」の「絵馬に願ひを!」が発売されてからはや1ヶ月弱が経ちました。

作業用BGMで何度も聞いているうちに好きな楽曲が何個か上がってきたので、このブログで感想とかいろいろ書いていきたいと思います。なお当然のことながらネタバレ注意です。

それでもOKな方はどうぞ↓

 

 

夜を駆ける二人

まず紹介したいのが、ギャル系JKの天野宮比ちゃんの分岐曲です。YouTubeの公式チャンネルでサンプルを聞けます。

猿田犬彦と八石許理という二人の幼馴染をもつ宮比ちゃんですが、そのうち幼馴染に恋心を抱き、それを成就させるため狼欒神社へ行く…というのがおおまかなあらすじとなっています。

 

男の子か女の子、どちらの幼馴染と結ばれるのか…今楽曲は男の子を選んだ場合どのような展開になるのかを描いています。

 

一言でいえば…うーん、報われない。

まず出だしから女の子の幼馴染(八石許理)の歌唱・独白から始まります。この時点で彼女は心身ともにボロボロとなっており、それを見た犬彦が抱きしめる…という内容です。もうこの時点で幼馴染としての関係も破綻しているといっていいでしょう。

 

そんなことは梅雨知らず、宮比は犬彦とともに待ち合わせをしますが肝心の犬彦は来ず…。荒みきって叫んでいたところにちょうど犬彦が到着し、二人でデュエットをします。

 

宮比と犬彦のデュエットが始まりますが、歌詞の段階で二人の思いがすれ違っていることが分かります。(ピンク文字:宮比、青文字:犬彦、デュエット:緑文字)

 

風になった二人、このまま幼馴染でいさせて

風になった二人、このまま幼馴染でいられる

 

あと少しだけ どう転んでも

抱き着いて帰った日の星空 ずっと忘れないよ

抱き着かれて帰った日の星空 きっと忘れないぜ

 

果てまで

家まで

 

止まらない 恋心

止まれない

 

一瞬の永遠を駆け抜ける

 

宮比は何も知らず、犬彦との一瞬を楽しみます。ここが切ないです…。

女の子の幼馴染を選んだ場合の「夜を滑る二人」と一緒に聞くと、より3人の関係性がしんどくなります。

でもメロディは好きなので、何回でも聞きたいです。

 

弥生の大海原

7.5の地平線と8.5の地平線の分岐曲を聴いて、画面中央の参詣せりを選ぶと出てくる楽曲です。端的に言えば今作のメインヒロインともいえる佐久夜姫子が、巫女としての役割に耐え切れずに入水してしまう…という内容です。

 

初見で見たときは本当にびびりましたね。

綺麗な曲だなーと思っていたら、姫子のシルエットがどんどんどんどん海の中に入っていく演出になっていたので。「姫子、入っちゃダメ!行かないで!」と本気で思いました。

 

なお、この楽曲は2パターンあります。1つは「やっぱり死にたくないよ…」と入水をやめるパターン。私が初見で見たものはこっちですね。ほっとしました。

もう1つは、「生きているということはこれから死ぬという事だ」と入水を決意してしまうパターン。これを引いた時は、しばらく茫然としました。

 

死を廻る刻の記憶

メロディや勢いが好きという理由でランクインしたのが、犬彦くんの右(猫安楽死)ルート。とにかく勢いがすごい。

急にアイドル曲が始まったかと思えば、相棒とのラップバトル(物理的暴力含む)、そして共に生きた猫・スズの死を見送るバラード…うーん、勢いがすごすぎるんじゃあ。

 

ただこちらのルート、どうやら犬彦くんはヤクザもしくは半グレに近い存在となっているらしくかなりヤバいです。歌詞を見る限り、女性と関係をもって妊娠させたにもかかわらず捨てる・ツレに手を出したオタク野郎に暴力を振るうなどかなり精神的に荒れていることも分かります。

 

個人的に犬彦くんは推しなので、闇堕ちルートやめてよーって感じでした。

共に生きた友・スズの安楽死を選択してその死を見届けたのはいいものの、この先犬彦くんはどうやって生きていくのでしょうか…。

 

神無月の大鳥居

こちらは8.5の地平線のヒロイン、岩長姫子(以下:岩長ちゃん)ちゃんの参詣せり曲です。簡単に言えば、巫女として他人の人生を弄ぶ重責に耐えられなくなった岩長ちゃんが大鳥居で首をくくろうとする…というもの。7.5の佐久夜姫子(以下:佐久夜ちゃん)ちゃんも好きだし、こっちの岩長ちゃんも好きなので正直「やめてよー泣」と思いながら見ていました。

 

こちらの楽曲も2パターン存在しますが、いずれも失敗・未遂に終わります。あとでTwitterや他の方のサイトを見たところ、岩長ちゃんの元ネタとなった「イワナガヒメ」という女神は健康長寿の神様らしいです。

 

そのため、佐久夜ちゃんと異なり、死亡パターンが(確認した限り)ないとのこと。

このことに気づいたローラン、すごすぎぃ!

 

紫青の参道

KASIKOMI!

メロディに中毒性があるためランクインしました。YouTubeでも楽曲の一部が公開されています。

楽曲の選択によって微妙に歌詞が異なるのもポイント。

以下、歌詞差分です。

 

「嬰児の生死を弄べり、女の性志向を弄べり」(天野宮比ルートを選んだ場合)

「嬰児の生死を弄べり、獣の消ゆ命を弄べり」(猿田犬彦ルートを選んだ場合)

「仔等の運命を弄べり、修る学問を弄べり」(八坂知美ルートを選んだ場合)

「仔等の運命を弄べり、勝負の顛末を弄べり」(天野御影ルートを選んだ場合)

 

ルートによって歌詞が変わるので、この辺細かいなーと思いながら聞いています。曲の時間も1分30秒くらいなので、この曲が来たらスキップせずに聞くぐらい好きです。

 

私/我が繋ぐは新しき神話

個人的にめちゃ推したい楽曲です。第6の地平線「Moira」のメロディーがふんだんに使われており、軍歌っぽい感じで好きです。

 

佐久夜ちゃんと皇室の(ただし妾)生まれである杵瀬命くんが出てくる楽曲です。内容的には天啓に従い、皇室に巫女(=佐久夜ちゃん)を嫁がせなければならない…、けど二人はそんなこと気にせず自分の意思で好きな人と結ばれたいと決意して終わるという物語となっています。

 

杵瀬くんのCVである梶裕貴さんの貴重な歌声が聞けるので、個人的に絵馬に願ひをの最推し曲となっています。

 

13文字の伝言

8.5の地平線に存在する、伊坂那美が主人公の楽曲です。念願の子どもを出産できたのは良いものの、止まらない夜泣きや黄昏泣きで徐々に精神をすり減らし…。夫の厳しい教育と過保護な那美さんの教育?のせいなのか、子どもは放火魔に。

連日押しかけるメディアに疲弊し夫は自殺、残された那美さんは我が子に向けて「それでもあなたをあいしてる」と言い、楽曲は終了します。

 

救いがない…。

夫が亡くなり、子どもは少年鑑別所もしくは少年院に入れられ、一人残された那美さんは何を思うのでしょうか。

歌詞に出てくるフレーズで「それでもこの荷物はおろさない」=「子どものことは最期まで自分が責任を取る」という意味合いにもとれるので、おそらく子どもが少年鑑別所(少年院)から戻ってくるまで一人で待ち続けると思います。ただ子どもが帰ってこれるのは果たして何年ほどなのでしょうか…。

 

その数年の間に、果たして那美さんの精神は大丈夫なのでしょうか…。

余談ですがこちらの楽曲と後ほどご紹介する「希望の詩」には、7.5の地平線に存在する「伊咲那美(以降:伊咲)」という女性が那美さんに対して憎悪の言葉を吐き続けます。

 

とあるルートで死産を迎えた伊咲さんが神を呪い、神社に炎を放ちますが、こちらの楽曲でも那美さんの我が子が放火魔となります。なんだか因果を感じますね…。

 

希望の詩

同じく那美さんの双子出産ルートです。一見穏やかな楽曲に見えますが、下の子は耳が聞こえない、上の子は乳児突然死亡症候群(通称:SIDS)で死亡するなどかなり重い内容となっています。

ただこちらは夫が育児に協力的で、耳が聞こえない下の子を二人で育てていこうというラストになっているため、「13文字の伝言」より救いのあるラストとなっています。

 

「Nein」の「涙では消せない焔」のラスサビを彷彿とさせる内容となっているので、個人的にかなり好きです。

 

が、ここでもやっぱり伊咲さんが呪詛をはいています。最初は何を言っているのか分かりませんでしたが、何度も聞くうちに鮮明に聞こえるようになってきたので「あ、これ呪詛はいてるわ…怖い…」と思いました。

 

身を焦がす不屈の競技者

パラリンピックのアスリートである天野御影ちゃんを主人公とした楽曲の左ルートです。簡単に内容を言えば自己記録を達成したはいいものの、金メダルは取れなかった…という物語です。

 

サビが「星屑の革紐」となっていたので、これは期待できるルートかなと思いましたが最後に出てくる文章で「ええっ…金メダル取れないの…?」と唖然となった記憶があります。

が、やっぱりメロディは好きなので何度でも聞きたいですね。

 

YouTubeで楽曲の一部が公開されているので、良ければ聞いてみてください。

 

生と死の遊戯盤

はい、出ましたー。手水舎の記憶でたまに出てくる少年ルートの楽曲です。ローランたちの中では様々な考察がされている須久奈月人の中学生時代なのでは?と呼ばれている楽曲です。

 

個人的に歌詞はあれですが、メロディがかっこいいのでこの楽曲にぶち当たった時はだいたいリピートしています。

 

ただ個人的に月人の中学生時代なのか、と言われるとちょっと腑に落ちない点がある謎の楽曲だなと思います。「生みたかった命…」「生まれちゃいけない命…」でこの楽曲のメロディが使われていますが、「ある医師の記憶」「ある母親の記憶」などで語られている内容と矛盾が生じる箇所があったため…。

 

月人については前の投稿で語っているので、よければそちらもご参考ください。

 

stayhome10.hatenablog.jp

 

生まれちゃいけない命なんて在りはしない!

15の因子を全て集めたうえで視聴できる楽曲です。私はトゥルーエンド楽曲と呼んでいます。もうとにかくすごい。絵馬に願ひをのあらゆる成分を凝縮させた楽曲と言っても過言ではないほど、感動します。

あえてネタバレはしません。ぜひご自身で15の因子を集めてご視聴ください。

 

まとめ

色々語っていたら長くなってしまいました。

サンホラは色々と考察できる要素があるので、本当に好きです。

 

絵馬に願ひをはメインキャラからサブキャラ含め、魅力的な人物ばかりです。Blu-rayだけでは補完しきれない箇所を漫画とかノベライズとかしてやってくれないかな…(願望)

 

あと絵馬コンに行けなかったので、アーカイブがあれば限定配信とかしてほしい…お金払うから…お願いします!

 

ではでは、また次のブログでお会いしましょう。

 

【ネタバレあり:絵馬に願ひを!考察】須久奈月人という人間について【Sound Horizon】

おっすおっす。

misopotaです。

 

ようやく…ようやくSound Horizonの新作「絵馬に願ひを!」のFull Editionを手に入れました!何十回も地平線を経て、様々な素敵な楽曲と出会えたのはとても良きです。

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さて今作で一番気になっているのが、須久奈月人(すくなつきひと:以下、月人)という人物。

プロローグの段階から「サイコパス―ツ」とかいろいろ言われている彼ですが、FullEditionでは結構掘り下げられているなという感じです。

 

今回はそんな月人について考察や、自分なりの解釈をこのブログに書いていきます。

 

なお、今回の記事ですが、曲を巡回していますが結構うろ覚えな部分があったり、よくよく聞いてみたら違くね?という部分があったりするかもしれません。

その辺はお許しください。

 

あとシンプルにBlu-rayのネタバレが含まれているのでご注意ください。

 

ではレッツゴー。

 

 

 

須久奈月人とは何者なのか

まずは月人についての簡単な人物像を。

 

  • ジャケット一番左側にいる眼鏡とスーツを着た青年

  • バットをよく振っている

  • 狂気的な発言と笑い声が特徴的

  • 人を愛する意味が分からないらしい

  • すくなキャットクリニック(=西風のように駆け抜けろ!に出てくる病院)の医師である須久奈鷹彦とは遠い親戚関係にあるらしい

  • 幼少期はあまり人と関わらない、不思議な少年だったとのこと(手水舎の記憶より)

  • 須久奈姓は母親の旧姓

  • しょせん父親と同じみたいなことを刑事に言われた=父親も過去に警察にお世話になった?(≪祝い酒に隠し味を足してあげる理解者?≫な男)

  • 姫子(佐久夜の方)の小学校時代の担任だったが、彼女に執着し、中学校・高校の教員資格を得てまで追いかけてくる

 

今のところ分かっているだけでもこんな感じです。

楽曲を通して聞くと…うん、全体的にやばいやつです。

ただ何となくだけど、無意識に愛を求めている感じがする…なんとも不思議なキャラクターといえます。

 

須久奈月人に対する個人的解釈

さてここから月人に対する個人的な解釈を3つほど書いていきます。

結構ガバガバですが許してください。

 

①猫虐待少年と写真撮影する男子学生は違う地平線の人物説

「生きているのは僕だけなんだろう?」に登場する猫虐待少年(ジャケット左、バットを持った少年)と、Blu-ray版で低確率に出現する「生と死の遊戯盤」に出てくる男子学生(月人と前述の少年の間にいる子)が、月人の幼少時代なのでは?という解釈が結構多かったです。

というか私もBlu-rayを購入するまでそう思っていました。

 

が、色々とめぐっていくうちにだんだん「実はこの二人と月人って別人…というか別の地平線の月人なのでは?」という考えも浮かんできました。

 

そう至った考えは次の通りです。

 

  • 手水舎の記憶で「燃やせ…燃やせ」という謎の声に導かれ、何かを燃やそうと決意する(「13文字の伝言」で「孝行息子と評判の少年が火災を起こした」とあったので、猫虐待少年=彼女の息子説が個人的にあり)
  • 男子学生の方は鹿島タケルや杵瀬命といった人物と同級生である(彼ら二人は姫子の楽曲でも同じ学年の少年として出てくるので、月人の学生時代とは考えにくい)

まず猫虐待少年(=生きているのは僕だけなんだろう?)の別人説について。

「バットを持っている」「虐待を受けていることが示唆されている」という点が共通しているので、同一人物かと思われていましたが、手水舎の記憶で新たに追加された語りを聞いたかぎり別人ではないのかなと感じました。

 

猫を虐待するという点ではプロローグの楽曲と一致していますが、フルの方ではとある「声」が聞こえたという語りがあります。

 

いわく「燃やせ、燃やせ」と。

 

ここで別の楽曲に飛びますが、伊坂那美が主人公の「13文字の伝言」という楽曲があります。

主な内容としては、教育熱心(というかほぼ虐待に近しい)な夫と過保護な母に育てられた少年が、やがて放火魔となり、両親は悲劇的な結末をたどるという内容です。

 

私はこの教育熱心な父親から虐待に近い行為を受けていた少年=「生きているのは僕だけなんだろう?」および「手水舎の記憶で語る少年」ではないかなと考えています。

 

のちほど解説しますが、月人が「地平線を乗り越える力」を使って少年をそそのかし、放火魔にしたのではないかな?と。

…が、この辺は自分でもこじつけ感がすごいので、絶対とは限りませんが…。

 

そして2番目の「生と死の遊戯盤」に出てくる男子中学生も別人かと。これも「手水舎の記憶」の語り(CV:梶裕貴)から月人ではないかなと思います。

まず男子中学生の語りでは「鹿島タケル」および「杵瀬命」という人物名が出てきます。彼の話では、二人とも同級生だそうです。

 

しかし「私の生まれた地平線」や「私が見つけた地平線」では小学校教師となった月人が「きせ」と呼んだり、姫子の同級生が「鹿島の家が~」と語る場面があります。

これではつじつまが合わないなと思ったので、男子中学生も月人とは似て非なる別人かなと解釈しました。

 

が、この解釈も「月が廻る夜」という楽曲で「鹿島と杵瀬は同級生である」という旨の発言を月人がしていた(気もする)ので、あまり自信がないですね。

 

個人的には「違う地平線にいる、それぞれの年代の月人」がしっくりくるかなと思いました。

 

②自分と似た境遇の人物に執着している(特に佐久夜姫子の方)

さまざまな楽曲を聞いて分かったことが、月人は自分と似た境遇の人物に執着している点です。

特に佐久夜姫子に対しては異常なまでの執着を見せています。

 

逆に岩長姫子(以下:いわながちゃん)の方にはあまり執着を見せません。この二人の違いは何か、それは「誰かに愛されているかどうか」「誰かに対して好意を抱くか」という点です。

すごい曲解ですが、月人との共通点も合わせて表にしてみました。

 

姫子と月人は親に愛された記憶がない、誰かを好きになる・愛するという意味が分からないという点で一致しています。

 

逆にいわながちゃんは肉親に愛されている、誰かを好きになったことがある(私の見つけた地平線、恋は岩をも動かして)という違いがあるため、月人にとっては執着に値する人物ではないのだろうと考えています。

 

事実、「恋は岩をも動かして」で「君はもう僕の生徒じゃない」的なことを言っていましたからね。

 

③地平線を乗り越える力がある?

そして最後に突飛な解釈ですが、彼には地平線を乗り越える力があるのではないかなと思います。

「月が廻る夜」にて、地平のはざまに落とされたという旨の文字が出てきました。

ここで地平線を乗り越える力を経て、さまざまな楽曲や登場人物に干渉しているのではないかなと。

 

今日視聴した楽曲(手水舎の記憶、タイトル名は不明)では、狂気的な笑い声と共にこういったセリフを言っていました。

 

「狼欒神社や狼欒大社に参拝しにくる奴らを消していけばいい」と。

 

「絵馬に願ひを!」では登場人物が低確率で死亡するルートがあります。

どの地平線でその考えに至ったかは不明ですが、少なくとも狼欒神社(もしくは狼欒大社)に参拝する登場人物たちを消すことで何らかの目的を達成したいのではないかなと個人的に考えています。

 

 

月人の目的:姫子を狼欒神社から解放したい説

では仮に地平線を超えてまで月人は何がしたいのか。

個人的な解釈としては、姫子を狼欒神社から解放したいのではないかなと思っています。

佐久夜の方の姫子は、神社関係者から改変を受け、狼欒神社の巫女としてさまざまな人の願いの行く先を決めていきます。

その選択(大神=リスナーによるが)の行く先を見て、姫子は自分の人生を見つめなおし、内面も変化していきます。

 

しかし月人にとっては、それは面白くないのではないでしょうか。

姫子は自分と似た境遇を持つ=愛が分からない・孤独な人物であるはずなのに、狼欒神社の影響によってその人物像が崩れてしまうのが嫌だから、参拝者を殺して狼欒神社の存在意義をなくし、巫女の役目から姫子を解放しようとしているのではないかなと思っています。

 

実際、月人は姫子が関わる楽曲でたびたび行動をとってきます。

ここまでくるとほぼストーカーですね。普通に怖い。

 

あとはすごく単純ですが「愉快に生きたいから」説。

先に解説した(別の地平線と仮定した)猫虐待少年や男子中学生をそそのかしたり、さまざまな登場人物の世界をひっちゃかめっちゃかにしたりとやりたい放題です。

 

「月と廻る夜」まであまりいい思いをしていなかった(親から虐待を受ける、愛を知らずに育って人の愛し方や接し方が分からないなど…)ので、そのうっぷん晴らしで地平線を超えて自由にやっているのかなと思います。

 

まあ個人的にはこっちの説の方がしっくりくるかなという感じです。

 

まとめ

色々とまとめているうちに結構長くなってしまいましたね。

こんな感じで、ひとまず購入から3日間さまざまな楽曲を追体験した考察を書いていきました。

自分で書いていていうのもなんですが、かなり矛盾だらけかなと思います。なので読みづらかったら申し訳ないです。

あと解釈は人それぞれなので、怒らないでください(泣)

 

「手水舎の記憶」の月人バージョンはかなり低確率なので、何度も何度もめぐってまた見直してみたいと思います。

また新しいことや、「こうなんじゃないかな?」という解釈があればこのブログで更新していきたいなと思います。

 

ではまた次のブログでお会いしましょう。