絵馬に願ひを!のダウンロード販売が決まりました。Blu-rayも持っていますが、外出中や調理中などBlu-rayが見れない時もあるので、ダウンロードマジ感謝です。
さて、そんな話題はさておき、私が今までずっと気になっていたこと…それは月人がなぜ佐久夜姫子と肉体関係をもったのかという点です。
サイコパスな言動や地平線飛び越えている説など、色々と考察要素のあるキャラクターですが、なぜ肉体関係をもったのかは確認した限り明かされていません。
なので、今回はその理由について考察していきたいと思います。当然のことながらネタバレ注意です。
月人については過去の記事でも紹介しているので、良ければご参考までに。
月人が姫子と肉体関係をもった理由を自分なりに考察してみた
仮説1:亡き母の面影を無意識に感じ取ったから
まず一つ目に立てた仮説が、月人が姫子に対し、無意識に亡き実母の面影を感じ取っていたのではないかという説です。
月人は幼少時、父親から激しい暴行を受けていました。彼の母も同じく暴行を受けており、それが元で死亡していました。(生と死の遊戯盤、ある獣医の記憶)
月人の母がどのような人物だったのかは楽曲の中で明かされていないので分かりません。ただ楽曲「生まれちゃいけない命…」で姫子を「空っぽ」と評していたので、彼の母も同様に「空っぽ」な人間だったのかもしれません。
(この場合、夫からの暴力で抗う気力もなく精神的に消耗しているという意味なので姫子とはまた別ベクトルの話ですが)
そのため、亡き母の面影を姫子に感じ取り、無意識に「(暴力によって精神的に消耗しきっていた)母に愛されたい・抱きしめられたい」と思いながら姫子と行為に及び、妊娠に至ったのではないかと考えています。
仮説2:実験をしてみたかったから
二つ目に立てた仮説は、単純に実験をしてみたかったからというものです。「生きているのは僕だけなんだろう?」では、月人はさまざまな「実験」を行います。姫子との行為も、その実験の中の一つだったのではないかと考察しています。
例えば「心がない(と月人本人は思っている)人形みたいな姫子と性行為をしたらどうなるのか」「その姫子が妊娠したらどんな結果になるのか」とか?
色々考えましたが、我ながら嫌な考察をしてしまいました…。
ただ何かしらの目的をもって、彼女と性行為したのかなと思います。子どもの頃の実験癖を大人になってもやっていたら、かなりヤバいですね。
仮説3:姫子の母・鹿屋野に好意を抱いていたから
個人的に一番しっくりくるのが、姫子の母・鹿屋野に好意を抱いてから説。(ただし明確ではなく、無意識レベル)
というのも、鹿屋野は幼少期の月人を気にかけていました。彼女は月人が暴行したと思われる猫を次々と手当てしており、月人もその途中で鹿屋野について強く興味を持ったのではないかなと思います。
しかし鹿屋野は出産後死亡。偶然にも鹿屋野とよく似た面影を持つ姫子が小学校に入学した段階で、月人の執着がより強くなり、その対象が姫子にうつったのではないでしょうか。
仮説1と被りますが、「幼少期に恋した鹿屋野に抱きしめられたい・愛されたい」と思い、彼女の娘である姫子を抱いたのではないかなと個人的に思います。ただ姫子本人を見ているのかは若干怪しいです。あくまで鹿屋野の代替品として姫子を抱いたのではないかなと個人的に考察しています。
ただ、これまでの仮説は月人自身の「愛の実存性」の否定で簡単にひっくり返るレベルのものです。色々と矛盾点もあるかと思うのでご了承ください。
月人のその後
「生まれちゃいけない命など在りはしない!」が一応のトゥルーエンドみたいですが、月人自身がどうなったかは楽曲内で描写はありません。
ただ高校生の姫子に手を出し、あまつさえ妊娠をさせたので社会的にかなり重い罰は受けたのではないかなと勝手に考察しています。
以下、簡単に月人のその後を妄想してみました。
- 姫子の父と祖母が警察に相談
- 生徒と教師が肉体関係を持った場合、現実だと青少年保護条例に引っかかるのでそれにあやかれば普通に逮捕案件
- そこで警察に詰め寄られ、余罪が発覚→「祝い酒に隠し味を足してあげる親切な?男」に繋がる
- また学校からは当然懲戒免職を受ける
- 現実世界で懲戒免職を受けた場合、教員免許は失効・失効した教員免許は3年後に再取得が可能だが、仮にまた試験を受けようと思ってもその頃は姫子がとっくに学校を卒業しているので多分やらなさそう
ただ、舞台の秋津皇国が大神の住む日本と同じように法整備が整っているかは断定できないので、あくまで推測の域にしかでないです。
どちらにせよ、月人はこの先明るい未来を歩んでいけるとは到底思えませんがね。
まとめ
というわけで、長々と考察にお付き合いいただきありがとうございました。
絵馬に願ひをは楽曲や語り、記憶も含めて整合性のとれる考察を作らなきゃいけないので結構苦労しました…。
なので人によっては、かなり読みにくいだったり、矛盾していると思われることもあるでしょう。ただあくまで一個人の解釈、考察として捉えていただければ幸いです。
また絵馬に願ひを関連で書きたいことがあったら、ここのブログに書き込みます。
ではでは、また次のブログでお会いしましょう。